2025年10月18日
「地道が近道」ゆるやかに成長し続ける“成功思考” 横浜DNAベイスターズ 森原康平
こんにちは、まっつんです。
いかがお過ごしでしょうか。
今日も素晴らしい一日です。
野球選手のお話。
横浜DNAベイスターズでクローザーを務める森原選手。
プロの世界で生き抜くためのマインドセットや目標設定などが書かれています。
プロ野球の話ではありますが、サラリーマンの世界にも通ずるところがあります。
そんな今日の一冊:
「地道が近道」
ゆるやかに成長し続ける“成功思考”
横浜DNAベイスターズ 森原康平著
株式会社カンゼン
2025年3月31日
・「地味トレの鬼」こそ誉め言葉
“地味な作業を「意味があるのか」と思ってやる人と、「これは最後にいいカタチで戻ってくるはずだ」と信じてやれる人との間には、確実に差が生まれると思います。
こういった地味トレはほかにもいろいろやっているのですが、ある日、チームの先輩から「本当にお前は地味トレの鬼だな」と言われたことがあります。
それでいいと思いますし、そういわれるのは僕にとって最高の誉め言葉です。”
森原投手の地味トレの一つは股割りのネットスローというもの。股をしっかり割り、腰を上げることなくベタ足でボールを投げるという練習。
冬の間練習を積み、春になったころに投げてみると、なんとボールのスピードが8キロもあがっていたとのこと。
地味な練習は、結果が見えません。何ヶ月もただ同じことをずーっとやり続ける日々です。
「これに何の意味があるんだ」と思ってしまうのも無理もない。
将来を信じて続けられるかどうかがカギなのでしょう。
・「これだけやった」という自信から自負が生まれる
苦しい状況やピンチの場面で、何が自分を支えてくれるのか。
僕の場合、それは“自負”になります。
自分はこれだけやってきたんだという月日と自信から生まれる自負というものが、たとえどんなに窮地に陥ってしまっても自分に戦うエネルギーを与えてくれるのです。”
これはサラリーマンでも同じことだと思う。
例えば20代のときに無理してでも仕事をやってきたことが、その後の仕事人生の土台になることもあり得る。
上司が言っていたことがある。
「オレには、むかし営業で培ってきた行動力がある」と。
その上司は今では営業とは無関係な仕事をしていたが、行動は早かったし、他社とのコミュニケーションも円滑におこなっていた。
何でもいいと思います。
一つでもいいから、「オレにはこれがある」というものがあれば、それが土台になるのだと思う。
・最悪の状況を楽しむくらいのマインドを持つ
“マウンドに上がる際、“予感”というものがあります。
「今日は調子がいいから抑えられるだろう」、逆に「上手くいきそうにない、失敗しそうだな」と考えてしまうときもあります。”
“正直に言えば、そういった状態でマウンドに向かうのは怖いです。
普通にいったらやられてしまうという予感があるわけですから、それでもマウンドに行く前に考えてしまうのはおかしいのですが、何か工夫をすることで、この状況を少しでも打破し、次につなげられればとプラスにとらえるようにしています。”
会議の場や、みんなの前でなにかを発表するとか…。
逃げたくなるような場面は日常でいくつもやってくる。
どうしたものか…。
“誤解を恐れずに言うと、もし大失敗してめちゃくちゃに打たれたとしても、そのときはダメージを受けますが、数年後笑い話になればいいかなと思っているのです。”
そういうことだ。
最悪の事態は、のちに振り返れば自分の成長の場面だったと気付くこともあるかもしれない。
いま目の前にある嫌な出来事は、将来笑い話になる程度のことなのだろう。
今日の地道なお話:
・一つの地味なトレーニングをやり続ける
・「これだけやったんだ」という自負が、ピンチのときに救ってくれる
・最悪の状態でも、何かを学ぶ気持ちを持つ。失敗しても笑い話で済むかもしれない
結果はすぐには見えないものですね。
前進していないように見えても、もがき続けているうちに光が見えてくるものなのかもしれません。
「なんのためにこんなことを…」と思うより、「将来これがいいカタチで返ってくる」というマインドを見習いたいものです。
では、また。

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いかがお過ごしでしょうか。
今日も素晴らしい一日です。
野球選手のお話。
横浜DNAベイスターズでクローザーを務める森原選手。
プロの世界で生き抜くためのマインドセットや目標設定などが書かれています。
プロ野球の話ではありますが、サラリーマンの世界にも通ずるところがあります。
そんな今日の一冊:
「地道が近道」
ゆるやかに成長し続ける“成功思考”
横浜DNAベイスターズ 森原康平著
株式会社カンゼン
2025年3月31日
・「地味トレの鬼」こそ誉め言葉
“地味な作業を「意味があるのか」と思ってやる人と、「これは最後にいいカタチで戻ってくるはずだ」と信じてやれる人との間には、確実に差が生まれると思います。
こういった地味トレはほかにもいろいろやっているのですが、ある日、チームの先輩から「本当にお前は地味トレの鬼だな」と言われたことがあります。
それでいいと思いますし、そういわれるのは僕にとって最高の誉め言葉です。”
森原投手の地味トレの一つは股割りのネットスローというもの。股をしっかり割り、腰を上げることなくベタ足でボールを投げるという練習。
冬の間練習を積み、春になったころに投げてみると、なんとボールのスピードが8キロもあがっていたとのこと。
地味な練習は、結果が見えません。何ヶ月もただ同じことをずーっとやり続ける日々です。
「これに何の意味があるんだ」と思ってしまうのも無理もない。
将来を信じて続けられるかどうかがカギなのでしょう。
・「これだけやった」という自信から自負が生まれる
苦しい状況やピンチの場面で、何が自分を支えてくれるのか。
僕の場合、それは“自負”になります。
自分はこれだけやってきたんだという月日と自信から生まれる自負というものが、たとえどんなに窮地に陥ってしまっても自分に戦うエネルギーを与えてくれるのです。”
これはサラリーマンでも同じことだと思う。
例えば20代のときに無理してでも仕事をやってきたことが、その後の仕事人生の土台になることもあり得る。
上司が言っていたことがある。
「オレには、むかし営業で培ってきた行動力がある」と。
その上司は今では営業とは無関係な仕事をしていたが、行動は早かったし、他社とのコミュニケーションも円滑におこなっていた。
何でもいいと思います。
一つでもいいから、「オレにはこれがある」というものがあれば、それが土台になるのだと思う。
・最悪の状況を楽しむくらいのマインドを持つ
“マウンドに上がる際、“予感”というものがあります。
「今日は調子がいいから抑えられるだろう」、逆に「上手くいきそうにない、失敗しそうだな」と考えてしまうときもあります。”
“正直に言えば、そういった状態でマウンドに向かうのは怖いです。
普通にいったらやられてしまうという予感があるわけですから、それでもマウンドに行く前に考えてしまうのはおかしいのですが、何か工夫をすることで、この状況を少しでも打破し、次につなげられればとプラスにとらえるようにしています。”
会議の場や、みんなの前でなにかを発表するとか…。
逃げたくなるような場面は日常でいくつもやってくる。
どうしたものか…。
“誤解を恐れずに言うと、もし大失敗してめちゃくちゃに打たれたとしても、そのときはダメージを受けますが、数年後笑い話になればいいかなと思っているのです。”
そういうことだ。
最悪の事態は、のちに振り返れば自分の成長の場面だったと気付くこともあるかもしれない。
いま目の前にある嫌な出来事は、将来笑い話になる程度のことなのだろう。
今日の地道なお話:
・一つの地味なトレーニングをやり続ける
・「これだけやったんだ」という自負が、ピンチのときに救ってくれる
・最悪の状態でも、何かを学ぶ気持ちを持つ。失敗しても笑い話で済むかもしれない
結果はすぐには見えないものですね。
前進していないように見えても、もがき続けているうちに光が見えてくるものなのかもしれません。
「なんのためにこんなことを…」と思うより、「将来これがいいカタチで返ってくる」というマインドを見習いたいものです。
では、また。
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takashi2520 at 07:30│Comments(0)│自己啓発
