「それでも幸せな人、不幸な人」加藤諦三著「心に折り合いをつけてうまいことやる習慣」中村恒子、奥田弘美著

2025年10月15日

「心が晴れる生き方アドバイス」 斎藤孝著

こんにちは、まっつんです。


いかがお過ごしでしょうか。


今日も素晴らしい一日です。




視野を広げよう。

いろんな視点を持つ。

と思うものの、日常の中で仕事や雑用に忙殺されてしまうと、そんな思いもどこかへ飛んで行ってしまいます。




そんな時にページを開けばいろんな知恵が載っているアドバイス集。


今日の一冊:

「心が晴れる生き方アドバイス」
斎藤孝著
株式会社セブン&アイ出版
2017年6月1日


1ページごとに著者の一言と、それに対する補足文が記載されています。


悩んだり、モヤモヤした時にどこかのページを開いてみると良いヒントが見つかるかもしれません。






・「しょうがない」と思うと楽になる

“嫌な気分というものは雲のようなもので、出てきたり過ぎ去ったりを繰り返しています。

問題は、それに巻き込まれるかどうか。「嫌な気分に襲いかかられている」などと被害者意識でとらえれば、どんどんネガティブな方向へ行ってしまいます。「ま、しょうがないか」と考えたら、案外、楽になります。”



そうなんですよね。嫌な気分は起こります。

どうしようもなくそんな気分になることがあります。ただ、そこにとらわれてしまうと、自分で自分を窮屈にしてしまいます。

著者は、カリフォルニアの空はいつも晴れているわけではないと言います。

たしかにそうだ。曇りの日もあれば土砂降りの日もあるだろう。

「ま、しょうがない」ということですね。



・自分のことばかりに集中する人は、ストレスをためやすい
“どんな仕事でも、あるいは町内会の用事であっても、自分の動きだけを良くしようと考えているとうまくいきません。自分の動きと相手の動きをトータルにとらえ、お互いにうまく流れをつくっていくことが必要なのです。”


「周りが合わせてくれない…」と不平不満をいってもなにも変わらないときがありますね。

そうなってしまうと、会社がわるい、世の中がおかしいといった考えにまで発展しがちです。

一人だけの動きではなく、せめて横にいる人に協力してみようかな…といった具合に、小さなことから始めてもいいと思います。

身近なところでも、組織の流れに少しだけ乗ってみることで、利他的な働き方になっていくのではないでしょうか。




・「中庸(ちゅうよう)」を手に入れるには、極端を経験してみる必要がある
“人生において大事なのは、バランスのとれた状態をあらわす「中庸」です。”

“では、どうすれば中庸が手入るのか。逆説的なことを言うようですが、いちどは極端に振れてみることです。真っ白や真っ黒、100やゼロを経験してみてはじめて「やはりこれでは具合が悪い」と感じ、ちょいどいいところに行き着きます。”


お酒も飲みつぶれて、そのときに自分の適量が分かるでしょ?と著者は説きます。

若い頃にいろいろとやってみて、あれはやり過ぎたなとか、もっとやるべきだったなとか、あとから色んなことが分かってきます。

極端なことをやって人に迷惑をかけたり、モノゴトが上手くいかなくなったり、そういう経験がのちの「中庸」につながっていくのではないでしょうか。

0か100かという極端に振れたことのない方は、いちどやってみると面白いかも。
(あまり無責任なことは言えませんが…(;^_^A)


これは白、これは黒といった白黒はっきりさせる態度で毎日を送っていたら、結局グレーで良くないか?といった結論になるのかもしれません。


モノゴトの多くはグレーであることを受け入れたときに、「中庸」を手に入れることになるのでしょう。







これら以外にも数多くの生きるヒントが書かれています。


不安や自信のなさについて、コミュニケーションについて、そして恋愛のことまでも。

さまざまな視点を持つことの大切さを教えてくれる一冊です。


疲れている時や悩んでいる時は、どうしても視野が狭くなりがち。

そんなときにページをめくれば著者の一言が心を軽くしてくれる。



まさに生き方アドバイスです。


お試しあれ。




心が晴れる生き方アドバイス
齋藤孝
セブン&アイ出版
2017T





では、また。



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takashi2520 at 06:30│Comments(0)自己啓発 

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